アーラ・キネマ倶楽部

久しぶりにアーラへ映画を見に出かけた。今日は一人。「ラビング 愛という名前のふたり」人種問題を扱った映画。実話である。1950年代までバージニア州では異人種間の結婚が禁じられていた。主人公はそれにもかかわらず結婚。なかなか認められず苦労する。たまたまロバート司法長官へ手紙を出したことがきっかけとなり、最高裁にてその違法性が認められ二人は権利を回復した。二人の謙虚な姿勢が余計いい。奴隷解放されて100年後、我々の小学生時代のアメリカの現実はそうだったようだ。今でも制度はなくなったが、なお人種間のトラブルは絶えない。主人公の男性は酔っ払い運転の車との事故で41才で死去したとのこと。